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生命の樹とは

近代西洋魔術を説明するのに生命の樹の話は欠かすことはできない。魔術結社によっては生命の樹自体を魔術修業の方法として捉えているものもあるほどだ。この文章では、魔術を学び始めた人のために、生命の樹について私が学んだことを簡単に紹介したいと思っている。



生命の樹はまさに、樹の形をした象徴ではある。ただ、樹には多くの知識が含まれており、樹に対する解説は、生命の樹のある側面を説明しているにすぎない。初めて樹について学ぶ方は、生命の樹はさまざまな捉えかたができるし、いろいろな使い方があると割り切っておいたほうが良いと思う。誤解を恐れずに書くならば、何にでも対応できる便利な考え方や道具みたいなものだ。それほど、生命の樹とはさまざまな面をもっている。



この文章では、生命の樹についてカバラー、生命の樹の構造、万物照応の観点から解説をしてみたいと思う。
生命の樹

●カバラ

生命の樹は、ユダヤ教の伝統に基づいた神秘主義思想のカバラで世界の創造を表している。セフィラー(複数形:セフィロト)と呼ばれる10の球とそれをつなぐ22の小径から構成される象徴体系である。カバラでは我々の存在するこの世界はアインと呼ばれる無から、神性が流出し、それが10のセフィロトを通じて現われてきていると考えられていた。



西洋魔術では、カバラの奥に含まれる奥儀に注目する。神秘主義思想では、単純な文章の意味だけではなく、本質的には秘儀、いわゆる奥義のようなものを含んでいる。たとえば錬金術は単純に金属を取り扱うものとは、違った側面を持つ。カバラの知識である生命の樹に隠された膨大な知識に気が付いた魔術師はこれを用い、さまざまな神秘的な知識を結び付け、万物を解き明かそうとしたのだ。



●生命の樹の構造

ここで、生命の樹の構造について、簡単に説明したいと思う。生命の樹への流出は、樹の上に描かれた3つの状態から現われる。アイン「否定」、アイン・ソフ「無限」、アイン・ソフ・アウル「無限の光」。これらは否定的ヴェールと呼ばれ、我々にはその先を知ることができない。流出は、各セフィロトを流れていく。ケテルから始まり、コクマー、ビナー、ケセド、ゲブラー、ティファレト、ネッァク、ホド、イエソド、マルクトまで、稲妻のように樹の左右のセフィロトを流れていく。



このような基本的な構造に対して、生命の樹には様々な構造が組み合わさっている。たとえば、セフィロトは、中央にある均衡の柱を軸にして、右、左とそれぞれ慈悲の柱、峻厳の柱の上に配置されている。慈悲の柱は男性原理や積極性を表し、峻厳の柱は女性原理や受動性を表している。これ以外にも生命の樹は、タロットカードや惑星、数字、ヘブライ文字、天使、色彩、体の部分などさまざまな対応が考えられる。まさに、万物への対応を考えることができる概念なのである。



●万物照応

生命の樹は、マクロコスモスとミクロコスモスに対応している。マクロコスモスは宇宙だ(コスモス自体が宇宙を意味する)。ミクロコスモスは、小宇宙のことを示す。これは、我々自身のことだ。魔術ではマクロコスモスとミクロコスモスの対応を考えることで、我々自身を理解したり、偉大な宇宙の力を利用を試みたりする。生命の樹と万物の照応を考え、そして我々を通してその力を発揮すること、これが魔術の源だと考えられる。





参考文献

・神秘のカバラー ダイアンフォーチュン

・Wikipedia カバラ
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